お金と制度

実質賃金は2.4%増でした2026年7月の毎月勤労統計、現金給与総額は436,401円で4.7%増——厚生労働省

2026-09-18 ・ 読了目安 4分

実質賃金は2.4%増でした|2026年7月の毎月勤労統計、現金給与総額は436,401円で4.7%増——厚生労働省

給料は増えたと聞くが、物価が上がったぶんを差し引くとどうなのか。厚生労働省が2026年9月8日に公表した毎月勤労統計調査の速報は、名目でも実質でも増えたと答えています。この記事では調査結果の概要を全文のまま引き、数字を表に分解しました。

調査結果の概要(厚生労働省)

【調査結果の概要】 ※1 ()内は前年同月比を示す。

※2 断りのない限り事業所規模5人以上の結果。

1 名目賃金(一人平均)【7ページ 第1表】

(1) 就業形態計

・現金給与総額〔規模5人以上〕            436,401円4.7%増)

・所定内給与                     280,797円4.1%増)

(3) パートタイム労働者

時間当たり給与(所定内給与)             1,460円5.7%増)

2 実質賃金指数(2020(令和2)年平均=100)【10ページ 時系列第1表、13ページ 時系列

第6表】

〇消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)で実質化したもの

・現金給与総額                      117.6(2.4%増)

(参考)消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比    2.2%上昇

(厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果速報」より。調査対象事業所数33,049事業所、回答事業所数22,666事業所、回収率68.6%

数字を表に分解

指標数字(前年同月比)
現金給与総額(規模5人以上・就業形態計)436,401円4.7%増)
所定内給与(就業形態計)280,797円4.1%増)
パートタイム労働者の時間当たり給与(所定内給与)1,460円5.7%増)
実質賃金指数(持家の帰属家賃を除く総合で実質化・現金給与総額)117.6(2.4%増)
参考:消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)の前年同月比2.2%上昇

資料が示す2つの数字

資料は2つの数字で示しています。1つ目は、現金給与総額が1人平均436,401円で前年同月比4.7%増えたという名目の数字です。2つ目は、消費者物価指数(持家の帰属家賃を除く総合)で実質化した実質賃金指数が前年同月比2.4%増えたという実質の数字です。物価が2.2%上昇したなかで、名目の伸び4.7%がそれを上回ったため、実質でもプラスになっています。ただし現金給与総額には特別に支払われた給与(賞与など)も含まれるため、月々の所定内給与の伸び(4.1%増)とは金額も割合も別の数字です。

この記事で扱っていないこと

  • 一般労働者・パートタイム労働者それぞれの内訳の全項目。頁には多数の表があり、この記事では就業形態計とパートの一部だけを載せました。
  • 都道府県別・産業別の内訳。頁には全国計の数字だけで、この記事でも全国計だけを書きます。

関連する記事

出典

  • 厚生労働省「毎月勤労統計調査 2026(令和8)年7月分結果速報」(2026年9月8日公表)

https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2607p/dl/pdf2607p.pdf

(2026-09-18 取得。引用は「調査結果の概要」の該当箇所。頁の案内 https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/monthly/r08/2607p/2607p.html から辿りました)