同じもの ―― ここに差は無い
| 項目 | Series 12 | Ultra 4 |
|---|---|---|
| チップ | S11(64ビットデュアルコア)、4コアNeural Engine | 同じ |
| 容量 | 64GB | 64GB |
| 心電図アプリ | あり | あり |
| 血中酸素ウェルネス | あり | あり |
| 睡眠時無呼吸の通知 | あり | あり |
| 皮膚温センサー / 心拍変動 | あり | あり |
| 画素密度 | 326ppi | 326ppi |
| 最小輝度 | 1ニト | 1ニト |
| Wi‑Fi | Wi‑Fi 4(802.11n)、2.4/5GHz | 同じ |
| Bluetooth | 5.3 | 5.3 |
| 5G RedCap / LTE | 対応 | 対応 |
| 防塵 | IP6X | IP6X |
| 対応 iPhone | iOS 27 以降の iPhone 11 以降 | 同じ |
| 同梱の充電ケーブル | USB‑C(1m) | USB‑C(1m) |
センサーの一覧を並べても、Ultra 4 にしか無いのは水深計と水温センサーだけです(Series 12 にも6メートルまでの水深計と水温センサーはあります。Ultra 4 のほうが深く測れます)。
違うもの ―― 71,000円が乗っているのはここ
1. 電池(24時間 → 50時間)
| Series 12 | Ultra 4 | |
|---|---|---|
| 通常使用 | 最大24時間 | 最大50時間 |
| 低電力モード | 最大38時間 | 最大84時間 |
| 屋外ワークアウト | 最大10時間 | 最大18時間 |
| 長時間のワークアウト | (記載なし) | 最大25時間 |
| 長時間のワークアウト(最大) | (記載なし) | 最大45時間 |
| 80%まで充電 | 約30分 | 約45分 |
| 15分の充電で | 最大12時間 | 最大18時間 |
「約2日間」と書かれているのは Ultra 4 だけです。Series 12 は「一日中駆動するバッテリー」。充電の頻度が1日1回か2日に1回かという差なので、日々の使い方に直接効きます。
2. 耐水と耐久(50m → 100m + ダイビング)
- Series 12: ISO 22810:2010 にもとづく50メートルの泳げる耐水性能。
- Ultra 4: ISO 22810:2010 にもとづく100メートルの耐水性能(スイミング、シュノーケリング、スキューバダイビング、高速ウォータースポーツ)。加えて EN13319 に準拠した水深40メートルまでのレクリエーショナルスキューバダイビング(±1mの精度)、MIL‑STD 810H 準拠のテスト(高度・高温・低温・温度衝撃・浸漬・凍結と融解・氷と着氷性の雨・衝撃と振動)。
動作温度も違います。Ultra 4 は手首に装着時 −20°〜55°C、動作高度は −500m〜9,000m。Series 12 は 0°〜35°C、0m〜3,000m。プールと風呂までなら Series 12 で足ります。潜る・登る・氷点下で使うなら Ultra 4 です。
3. 画面(2,000ニト → 3,000ニト、そして前面の素材)
どちらも LTPO3 の常時表示 Retina ディスプレイで 1Hz まで下がり、326ppi も同じ。違うのはピーク輝度 2,000 対 3,000ニトと、前面の素材です。
- Series 12: Ceramic Shield 2(アルミニウムケース)/サファイア前面クリスタル(チタニウム・セラミックケース)
- Ultra 4: フラットサファイアクリスタル(全モデル)
表示領域は Series 12 の46mmが 1,196平方ミリメートル、Ultra 4 が 1,245平方ミリメートル。約4%しか違いません。「Ultra は画面が大きい」と言われるほどの差は、数字の上にはありません。
4. 衛星通信と、遭難したときの装備
Ultra 4 にだけあるものです。
- 衛星通信機能(緊急SOS、メッセージ、「探す」)
- サイレン、デュアルスピーカー、風の音を低減するビームフォーミングを持つ3マイクアレイ
- 高精度2周波GPS(Series 12 は L1 高精度GPS)
- カスタマイズできるアクションボタン
電波の届かない場所へ行くかどうかが、ここの分かれ目です。
サイズと手首
| 縦 | 横 | 厚さ | 重量 | 手首 | |
|---|---|---|---|---|---|
| Series 12(42mm・アルミ) | 42mm | 37mm | 9.7mm | 32.2g(GPS) | 130〜200mm |
| Series 12(46mm・アルミ) | 46mm | 40mm | 9.7mm | 39.5g(GPS) | 140〜245mm |
| Ultra 4 | 49mm | 44mm | 12mm | 63.0g(ナチュラル) | 130〜210mm |
手首の細い人は、Ultra 4 のほうが下限が低い(130mm)という逆転があります。46mm の Series 12 は 140mm からなので、手首が細くて大きい画面が欲しい人には、46mm より Ultra 4 のほうが合うことになります。ただし厚さは 9.7mm と 12mm、重さは 39.5g と 63.0g です。
素材も選べる幅が違います。Series 12 はアルミニウム・チタニウム・セラミックの3種類(セラミックだけ縦が 47mm、厚さ 9.85mm)。Ultra 4 はグレード5チタニウムのみ、色はナチュラルとブラックの2つです。
この記事で扱っていないこと
- 実機を触っていません。 つけ心地、画面の見え方、バンドの相性は、数値では出ません。
- 実売価格は見ていません。 上の価格は Apple の直販ページの「◯◯円から」です。キャリアや量販店の価格、下取り、バンドの値段は入っていません。
- バッテリーの持ちは Apple の測定条件での値です。footnote が付いており、使い方で変わります。
- Apple Watch SE 3(41,800円から)は比べていません。 この記事は Series 12 と Ultra 4 の2つだけです。
使った資料(実際に開いたページ)
- Apple Watch Series 12 - 仕様 - Apple(日本)
- Apple Watch Ultra 4 - 仕様 - Apple(日本)
- Apple Watchを購入 - Apple(日本)
価格は2026年9月16日時点の Apple 直販ページの表示です。




