焚き火と満天の星 - 勉強・作業用BGM(1時間・ナレーションなし) |作業の音の部屋 #02
この回の音
- 天井のない山の部屋「星見の間」で、焚き火と星の夜の音だけの1時間です。
- 火起こしから始まり、フクロウの声・夜風・流れ星や火球をはさんで、終わりの40秒で消えていきます。
- 人の声は一切入らないので、音量を調整して勉強や作業のあいだ流しておけます。
動画
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解説
動画の流れ
だれもいない、天井のない山の部屋で、1時間だけ勉強や作業をしませんか。焚き火と、星の音だけの 1 時間です。ナレーションも音楽も入りません。終わりの 40 秒ほどで、音はゆっくり小さくなって消えます。
この音の場面
日本の山の上にある、天井のない石造りの円い部屋です。あなたは焚き火のそばの丸太のベンチに座っていて、低い石の壁の上は一面の星空。壁の掛け時計は、午後10時から11時まで進みます。この部屋は架空の場所で、音はいくつもの録音を重ねて作っています。
いつも聞こえている音
| 音 | どんな音か |
|---|---|
| 焚き火 | いちばん前で鳴る、ぱちぱちと燃える音。3 本の録音を重ねて厚みを出し、1 時間のあいだ同じくり返しが聞こえないようにつないでいます |
| 夜風 | 山の木々がざわめく音。焚き火の後ろで静かに鳴っています |
| 遠くの沢 | 遠くを流れる沢(山あいの小さな川)の低い水音。終わりまでほぼ同じ大きさで続きます |
| 掛け時計 | 1 秒に 1 回の小さなチクタク。画面の時計の秒針と同じ瞬間に鳴ります。第 1 室「雨の夜の図書室」と同じ時計の音です |
何分に何が起きるか
画面の掛け時計は、動画の経過時間と同じ「分」を指します(動画の 25:00 なら時計は 22:25)。流れ星やシリウスは、音のしない空の出来事です。
| 時刻 | 聞こえる音 | 画面の出来事 |
|---|---|---|
| 0:00 | マッチを擦る音(シャッ、ボッ)。火が移るぱちぱちが聞こえ始め、夜風と沢の音も 20 秒ほどかけて聞こえてきます | 暗い部屋に火がつき、炎が育ちます。題名のカード |
| 6:00 | 遠くでフクロウが 1 声 | — |
| 14:00 | 夜風が 30 秒ほど強まります | 煙が流れ、星がわずかにかすみます |
| 21:00 | 薪が大きくはぜる「パンッ」 | 火の粉が弾けます |
| 28:00 | (音はありません) | 小さな流れ星 |
| 33:00 | フクロウがもう 1 声(少し近く) | — |
| 38:00 | 夜風が 45 秒ほど強まります(いちばん長い風) | 煙が流れます |
| 39:00 | (音はありません) | 夜空でいちばん明るい星シリウスが、画面の右の山なみから昇ります |
| 44:00 | (音はありません) | 流れ星 |
| 46:50 | 夜風が 5 秒かけてすっと遠のき、沢の音が少しはっきりします | 煙がまっすぐ上ります |
| 47:00 | 焚き火の音はそのまま。火球のあと、夜風が 3 秒かけて戻ります | 火球(とても明るい流れ星)が画面の右上から 3.5 秒かけてゆっくり流れ、途中で 2 つに割れます |
| 52:00 | 薪が 2 回続けてはぜます | — |
| 56:00 | 焚き火の音がゆっくり小さくなります | 炎が小さくなります(薪をくべる人のいない夜ふけ) |
| 59:20 | すべての音が 30 秒かけて消えていきます | 59:30 に終わりのカード。星空と、暗くなった部屋は残ります |
ナレーション・音楽・合図の音は入っていません。時計が 23 時を指しても、合図の音は鳴りません。
空のこと
空は、2026年11月6日 午後10時に日本の山(北緯36度)から見える星の並びを、SIMBAD(CDS)という星のデータベースの、実際の星の位置から計算して描いています。星表から取った 54 の天体(明るい星や、すばるのような星の集まり)は計算どおりの位置にあり、そのあいだの暗い星は、本物らしい密度に見せるために足した星です。39:00(時計の 22:39)にシリウスが山なみから昇るのも、この夜の計算どおりの時刻です。空は本物と同じ速さ(1 時間に約 15 度)で回っていて、1 時間のうちに、すばるやオリオン座が少しずつ高くなります。
この夜は新月の 3 日前で、夜の空に月がありません。頭上を、秋の天の川が通ります。そして、火球の割合が高いことで知られる、おうし座流星群(南群)の極大(流れ星がいちばん多くなる目安の日)のころです。47:00 の火球は、この夜らしさを表した演出で、流れる向きは放射点(流れ星が飛び出してくるように見える空の一点)から遠ざかる向きに合わせています。
音と絵の作り方
音は、録音を配っているサイト Freesound の、自由に使える録音(CC0。だれでも自由に使えて、名前の表示も要らない決まり)から選び、切り出したり、つないだりして組み立てました。薪のはぜる音は、焚き火の録音から大きな一発を切り出したものです。仕上げの音量は作業用にやや静かめで、約 −20 LUFS(LUFS は、人の耳の感じ方に合わせて測る音の大きさの単位)にそろえています。
部屋の絵は、配置図をもとに ChatGPT で描きました。その上に、炎のゆらぎ・火の粉・煙・湯気・星・時計の針をプログラムで重ねて動かしています。Web アプリ版の部屋と同じプログラムです。
使い方
- 合う時: 本を読む・ノートをまとめる・文章を書くなど、頭の中で言葉を使う作業。人の声も歌も入っていない音なので、言葉の入った音楽をかけたくない時に。
- 音量の目安: 少し小さめに仕上げてあります。最初の 20 秒は火をおこす場面で音が少しずつ大きくなるので、0:20 を過ぎてから合わせると、途中で大きくなりすぎることがありません。焚き火のぱちぱちが聞こえて、時計のチクタクが遠くにかすかに分かるくらいが目安です。イヤホンで長く聞く時は、小さめから。
- 区切りの目安: 25 分作業して 5 分休む(ポモドーロ・テクニックと呼ばれる区切り方)なら、この 1 時間でちょうど 2 回分です。何分たったかは、画面の掛け時計でも分かります(時計の 22:25 で 25 分)。25 分の所で合図は鳴らないので、手元のタイマーを使ってください。1 時間の終わりは、59:20 から音が消えていくことで分かります。
- 不意の音が気になる時: 全体の音量が急に変わる所は作っていません(変わるのは、はじめの火おこしで音が育つ所、56:00 から焚き火がゆっくり小さくなる所、終わりに音が消えていく所だけです)。ときどき入るフクロウの声(6:00・33:00)と薪のはぜる音(21:00・52:00)の時刻は、上の表のとおりです。
- 自分好みに混ぜたい時: 同じ部屋の Web アプリ版では、焚き火・薪のはぜる音・夜風・遠くの沢・フクロウ・掛け時計の 6 つの音の大きさを変えられます。「しずかめ」を選ぶと、掛け時計とはぜる音が消えます。タイマー(15・25・45・60 分)は終わると木の音が 1 回鳴り、1 回おえるごとに薪が 1 本くべられて、火が育ちます(3 段階まで)。
この音は、作業のそばで流すために作ったもので、体や心への効き目を約束するものではありません。
曲と音の記録
曲(BGM)は使っていません。
| 名前 | 作った人 | 配布元 | ライセンス |
|---|---|---|---|
| 焚き火の音「Campfire 02」 | HECKFRICKER | Freesound(番号 729396) | CC0 1.0 |
| 焚き火の音「Campfire 01」(薪のはぜる音も、この録音から切り出し) | HECKFRICKER | Freesound(番号 729395) | CC0 1.0 |
| 焚き火の音「Campfire (Position 1)」 | SKrafft | Freesound(番号 681366) | CC0 1.0 |
| 夜風「Windy night trees rustling heavy.wav」 | franciscopcoutinho | Freesound(番号 466122) | CC0 1.0 |
| 遠くの沢「Relaxing, Mountains, Rivers, Streams, Running Water」 | INNORECORDS | Freesound(番号 469009) | CC0 1.0 |
| フクロウの声「Owl Hoot」 | Breviceps | Freesound(番号 465697) | CC0 1.0 |
| マッチの音「Match Ignite.aif」 | DiArchangeli | Freesound(番号 462111) | CC0 1.0 |
| 掛け時計の音(第 1 室「雨の夜の図書室」と同じ時計の音) | — | タメラボの音の棚(第 1 室と共通) | CC0 1.0 |
| 木の音(合図の音。Web アプリ版のタイマーとアラームだけで鳴ります) | タメラボ | 自作 | 自作 |
| 部屋の絵(横・縦)・炎の絵・廊下の絵(廊下は Web アプリ版) | タメラボ(ChatGPT で作画) | 自作 | 生成物の権利は利用者(OpenAI の利用規約) |
| 動く物(星・天の川・流れ星・火球・炎のゆらぎ・火の粉・煙・湯気・時計の針) | タメラボ(自作のプログラム。星の位置は SIMBAD(CDS)の星表から計算) | 自作 | 自作 |
掛け時計の音は、第 1 室で使った時計の音をそのまま使っています。同じ時計の音が 2 つの部屋で鳴る、同じ家の時計という設定です。
出典
動画とこのページで使った事実・数字の出どころです。
- Freesound(「Campfire 02」HECKFRICKER・焚き火の音・CC0 1.0)freesound.org/people/HECKFRICKER/sounds/729396
- Freesound(「Campfire 01」HECKFRICKER・焚き火の音と薪のはぜる音・CC0 1.0)freesound.org/people/HECKFRICKER/sounds/729395
- Freesound(「Campfire (Position 1)」SKrafft・焚き火の音・CC0 1.0)freesound.org/people/SKrafft/sounds/681366
- Freesound(「Windy night trees rustling heavy.wav」franciscopcoutinho・夜風・CC0 1.0)freesound.org/people/franciscopcoutinho/sounds/466122
- Freesound(「Relaxing, Mountains, Rivers, Streams, Running Water」INNORECORDS・遠くの沢・CC0 1.0)freesound.org/people/INNORECORDS/sounds/469009
- Freesound(「Owl Hoot」Breviceps・フクロウの声・CC0 1.0)freesound.org/people/Breviceps/sounds/465697
- Freesound(「Match Ignite.aif」DiArchangeli・マッチの音・CC0 1.0)freesound.org/people/DiArchangeli/sounds/462111
- Creative Commons(録音のライセンス CC0 1.0 の内容)creativecommons.org/publicdomain/zero/1.0
- SIMBAD(CDS の星のデータベース・空の計算に使った星の位置と明るさ)simbad.cds.unistra.fr
- アストロアーツ(記事「2026年11月13日 おうし座北流星群が極大」・南群の極大は11月6日ごろ、火球の割合が高いこと)astroarts.co.jp/article/hl/a/14728_ph261113
- スタディスタイル(「おうし座南流星群 観測ガイド」・放射点の位置と、2026年の南群の極大)study-style.com/seiza/meteors/Taurids-sta.html
- TheSkyLive(2026年11月の月のカレンダー・新月は11月9日)theskylive.com/moon-calendar
